阪神の北條史也内野手(28)、江越大賀外野手(29)、アデルリン・ロドリゲス内野手(30)が6日、1軍に合流した。午前10時前、甲子園での全体練習に加わり練習を開始した。

北條は8月に新型コロナ感染により1軍から離脱。左ふくらはぎの負傷により8月下旬からは2軍でも戦列を離れていた。9月中旬にウエスタン・リーグで実戦復帰しチームのリーグ連覇に貢献。前日5日の日本海オセアンリーグ選抜との練習試合(鳴尾浜)では左越えの三塁打を放ちアピールしていた。

19年のDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは全3試合にスタメン出場し打率3割6分4厘をマーク。短期決戦に強い男が8日開幕のCSに向けて1軍に加わった。

江越は今季、1軍で主に代走、守備固めとして24試合に出場。9月はウエスタン・リーグ9試合で4本塁打と打撃好調だった。代走の切り札である植田が新型コロナ感染で前日5日に出場選手登録を抹消されており、流れを変える「足」に期待がかかる。

シーズン途中に加入したロドリゲスは1軍で24試合に出場し2本塁打、打率2割7分7厘。8月下旬に2軍降格となったが、ウエスタン・リーグ17試合で4本塁打と持ち前の長打力を示していた。