「東都6人衆」と呼ばれるドラフト候補の好投手たちがそろい踏みした。ドラフト1位候補の最速158キロ左腕、細野晴希投手(4年=東亜学園)は今季2度目の先発マウンドで8回2安打無失点。9三振を奪う力投で21年春以来の1部勝利を挙げた。。中大は同じくドラフト1位候補の西舘勇陽投手(4年=花巻東)が1安打無四死球、13三振を奪う準完全投球で亜大から完封勝利を挙げた。亜大・草加勝投手(4年=創志学園)、青学大の常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)と下村海翔投手(4年=九州国際大付)、国学院大・武内夏暉投手(4年=八幡南)もそれぞれ登板した。

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青学大先発の最速155キロ右腕、下村が5月11日以来、今年自己最短タイの5回1/3で降板し負け投手になった。

6回、球威が落ちてきたところを捉えられ、4安打3失点(自責2)。この日最速は147キロだった。チームは、完全優勝を果たした春から今年初めて勝ち点を落とした。安藤寧則監督(47)は「これが戦国東都。勝つことの難しさを感じた」と悔しさをにじませた。

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