中京大(愛知)が前回大会王者の青学大(東都)に惜しくも敗れ、1982年(昭57)以来42年ぶりの4強入りを逃した。

中盤までは主導権を握った。3回1死一、三塁から3番秋山俊外野手(3年=仙台育英)が左前適時打を放ち先制。なおも1死満塁から5番川瀬譲二内野手(3年=藤枝明誠)の遊撃への内野安打で1点を追加した。3回に同点に追いつかれたが、5回無死一、三塁から代打岸田明翔捕手(4年=松山聖陵)が中前適時打を放ち、一時勝ち越しに成功した。

今春のリーグ戦で完全試合を達成した最速151キロ右腕のエース高木快大投手(3年=栄徳)は先発で粘りの投球をみせるも、終盤に力尽きた。140キロ台中盤の直球とスプリット、カーブなどで7回まで3失点、計10奪三振と力投。ただ、同点の8回に制球を乱し、先頭から連続四球を与えたところで降板。前日12日の中部学院大(東海地区)戦で完封勝利を挙げた安藤利玖投手(4年=安城南)にスイッチ。ただ、1死満塁から渡部海捕手(2年=智弁和歌山)に勝ち越しの2点適時打を浴びた。

試合後、悔し涙を流した高木は言葉を詰まらせながら「先制点を取ってもらって、守り切れなかったのが悔しいです」と下唇をかみしめ、「もう1回ここ(神宮)で野球やりたいなっていうのは強く思いましたし、できれば青山学院大と戦って、次は、勝ちたいなってもっと強く思いました」とリベンジを誓った。