エスコンフィールドに“ハムの化身”が表れた。その名も「グレイエス・ムタ」。
試合前「6番・指名打者」と紹介されるとベンチ前に仁王立ち。頬を真っ黒に染め、サングラスをかけた風貌で“やってやるぜ”といわんばかりの表情だ。
2回2死での第1打席は、ソフトバンク先発大津の初球、143キロのカットボールを起用に右前へ運んだ。よーく見ると、背中には背番号99「REYES」。そう、フランミル・レイエス外野手(28)だ。この日はルーフオープンデー。北海道の陽光がグラウンドに差し込んでいたため、おそらく、強い日差しを避けたかったのだろう。アイブラックを頬いっぱいに塗りたくり“悪の化身”と呼ばれるペイントレスラー、グレート・ムタばりの、変身ぶりだった。



