球宴初出場は、おこがましいです-。楽天藤井聖投手(27)が8日、「マイナビオールスターゲーム2024」(23日=エスコンフィールド、24日=神宮)に監督選抜で選出された。「びっくりしています。本当に1ミリも考えてなくて、監督から電話が来て『えぇーーーっ』って感じだったです」と笑顔で話した。

チームトップ6勝(1敗)、防御率2・25と安定した成績を残し、今江監督や投手コーチからも「勝ち頭」と信頼される。「セ・リーグの方に『誰?』ってならないように、僕の名前をちょっと広げていけたらうれしいです。(交流戦で)対戦した阪神、巨人、DeNAはわかるかもしれないですけど、それ以外の人に『誰?』ってならないように」と知名度アップも目標だ。

セ・リーグにはヤクルト村上、巨人岡本和、DeNA牧ら球界を代表する強打者がずらりとそろう。対戦したい選手を問われると「誰が選ばれているとかわかんないんで、あんまりなくて、スーパースターの人たちなんで、そこに肩を並べられていることがおこがましいぐらいなので、全員スーパースターだと思うので全員対戦したいです」と藤井らしく謙虚に語った。

精いっぱい腕を振る。150キロを超える速球を連発し、打者を押すようなド派手な投球スタイルではない。低めに制球し、丁寧に投げ込むのが持ち味。オールスターならではのパフォーマンスも特に考えていない。「僕がやっても話題にならないんで、ひそやかにしっかり抑えたいと思います」。シーズン同様の堅実な投球で、藤井聖の名前を全国にとどろかせる。