ソフトバンク松本裕樹投手(28)が「マイナビオールスターゲーム2024」(第1戦=7月23日・エスコンフィールド、第2戦=同24日・神宮)に監督選抜で初出場することが8日、決まった。防御率1・97を誇り、現在は代役守護神も務める「勝利の方程式」の一角。同い年の巨人岡本和との真剣勝負を心待ちにした。ほかに有原航平投手(31)と大津亮介投手(25)も監督選抜での出場が決まった。

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クールな男がお祭り舞台を盛り上げる。監督選抜でオールスター初出場となった松本裕は「セ・リーグ、パ・リーグのスター選手が集まって力と力のぶつかり合い。子どもの頃に見ていた憧れの舞台というイメージです」と静かに喜んだ。14年ドラフト1位でホークスに入団し、今季がプロ10年目。松本裕が新たな一流の看板を手にした。

今季は「8回の男」としてスタートし、開幕から12試合連続無失点&ホールドを記録。5月中旬までは防御率0点台をキープしていた。「今年はいいスタートが切れた時から球宴に出ることを目標に頑張っていました。1回は出てみたいなと思っていたので、選ばれて良かったです」。通算成績は33試合で2勝0敗、12球団トップタイの23ホールド、防御率1・97の好成績だ。5日に下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消されたオスナに代わって、現在はクローザーを任されている。

心待ちにしているのは「同世代のトップを走っている」という巨人岡本和との対決だ。同じ96年生まれの28歳。松本裕は岩手・盛岡大付のエースとして、岡本は奈良・智弁学園のスラッガーとしてともに甲子園を沸かせた。「対戦して打ち取れたらなって思います」。寡黙な男が闘志を燃やしている。ほかに監督選抜では有原、大津も選出された。

チームは9日から敵地オリックス2連戦。11日の移動日を挟み、12日からは敵地で日本ハム、本拠地でロッテとの6連戦が控えている。オスナ不在のブルペンにおいて、松本裕は絶対不可欠な存在。「ここまでチームの中継ぎとして多く投げて、ホールドも積み重ねてこれた。順調にこられたと思います」。オールスター選出でさらに気を引き締め、タカの「勝利の方程式」を支える。【只松憲】

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