楽天が、西武の「先発3本柱」を攻略し、今季3度目の同一カード3連勝を飾った。同点の8回無死一塁、小郷裕哉外野手(27)が先発隅田から決勝の6号2ラン。今季3戦2敗だった左腕に初黒星をつけ、3位をキープした。3戦連続打点で3連勝に貢献した小郷は「よくやられてたので、好投手3人から勝ちを取ることができて良かった」と笑顔で話した。
指揮官の熱き思いにナインが結果で応えた。今3連戦は開幕5連勝中だった武内、楽天キラーの今井、隅田と対戦。今後も西武戦は週末が多く、今江監督が「3つ取りにいく」と意気込んだ中、初戦は武内に初黒星、2戦目は対今井の連敗を13で止め、3連勝で有言実行。今江監督は「粘り強く打ち勝てたのは非常に自信になる」と評価した。
多彩な攻撃で難敵を打ち破った。武内は小深田のバント安打から2点先取し、浅村が決勝弾。今井からは単打に四球を絡め、2本の犠飛などで4点を奪った。先発3投手から10打数5安打4打点の小郷は「普通に嫌でした」と対戦前の心境を明かしながら「いい投手なんで割り切っていけた結果がいい結果につながった」と新境地を開拓した。
交流戦で初優勝を飾って、リーグ戦再開を前に、今江監督は「1歩1歩進んでいって、亀のようにいきたいと思います」と地道に進むことを宣言した。一時は借金が4にまで増えたが、3連勝で交流戦終了時と同じ勝率5割に戻した。今江監督は「えっ、そうなんですか?」と笑みを浮かべながら「良かったです」と言って、次戦の戦いに目を向けた。【久保賢吾】



