広島新井貴浩監督(47)が坂倉将吾捕手(26)に、今季前半戦の苦闘を今後への糧にするようエールを送った。
前半戦の折り返し時点で打率2割3厘、4本塁打、18打点(出場63試合)は、坂倉が1軍主力に定着した21年以降では最も寂しい数字。21、22年は3割超の打率、打点も22年は49打点を残していた。
本人は「前半戦はある程度、個人というところもあるんですけど、後半戦に入ったらチームの順位が最優先だと思いますし、自分の調子がどうこうって言ってる場合ではないと思うので。チームのためになるようにいろいろ進めていければいいかなと思いますし、打てる打てないというより勝つことががメーンになると思いますし、そこに執着してやれれば」と勝利への貢献を誓う。
坂倉の苦闘を見守ってきた新井監督は「今まで順調にキャリア積み上げてきて、ここまで苦しんだのは初めてのシーズンだと思う」と心境を思いやった上で「苦しんだら苦しんだ分、成長できるから。自分が実際、そうだった。たくさん苦しんで、苦しんで、それを乗り越えた経験があるから。彼にとって、初めてそういう苦しい経験だと思うけど(球宴で)1回区切って、それからまた、新しいスタートラインに立つわけだから。そう思ってやってほしい」と巻き返しに期待した。



