日本ハムの真夏の快進撃が小休止した。

49日ぶりの2位浮上から一夜明けてのロッテ戦(エスコンフィールド)は投打で完敗。8月好調の打線が、相手先発左腕の小島の前に8回まで散発3安打、三塁も踏ませてもらえずに沈黙。投手陣も中盤以降に失点を重ねて、今季7度目の0封負けを喫した。連勝が6で止まり、一夜で再び3位に転落した。

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試合前から本拠地を包んだ、お祭りムードに打線が乗れなかった。お盆期間の「ファイターズ超夏祭り」と銘打たれた試合。“ソーレソレソレお祭りだー”と美空ひばりの名曲「お祭りマンボ」に乗せて紹介されたスタメン野手陣だったが、浴衣姿で涼しげに「きつねダンス」などを披露したファイターズガールのようには踊れず。逆に、今季は白星を与えていなかったロッテ小島に、きりきり舞いにさせられた。

付け入るスキがなかった。8月に入ってから10試合連続で飛び出していた“ホームラン祭り”中の打線が3安打のみに抑え込まれた。新庄監督も「向こうが6点を取ってからでも、小島君は丁寧に低めに(投げていた)。あれは見習わないといけない投球でしたね」と絶賛。攻撃陣のチームを勢いづかせる“花火”を封じ込まれただけでなく、後半戦初戦から15試合連続安打だった松本剛もついに無安打。その中で先発金村、2番手マーフィーが失点を重ねてしまっては、どうにもならなかった。

2位を争うロッテとの3連戦初戦を落とし、今季最長を更新中だった連勝は6で止まった。新庄監督は「初戦、取りたかったですけどね」と少し悔しさをにじませたが、完敗なら切り替えやすい。「明日(14日)は何としても取りに行きますよ。(1勝1敗で臨む)3戦目は盛り上がると思うから」。まずは連敗しないことが重要。しっかり仕切り直して、快進撃のリズムを取り戻す。【木下大輔】

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