DeNAタイラー・オースティン内野手(32)が劇的サヨナラ弾を放った。同点の延長11回先頭、巨人平内の初球153キロ直球を捉え、左中間席に運ぶ20号ソロ。一振りで試合を決め、ウオーターシャワーに出迎えられた。
序盤は投手戦だった。DeNA先発のケイは4四死球を与えながらも6回3安打無失点と粘投。巨人菅野も好投を続けていたが、絶好調のリードオフマン・梶原が一振りで決めた。6回先頭、初球スライダーを捉え、打球速度177キロの弾丸ライナーで右翼ポール際へ運ぶ先制の2号ソロ。2試合連続猛打賞で8月は4度目の猛打賞と固め打ちが止まらない。試合前時点で8月の打率は4割2分9厘。三浦監督が「春先に比べたら結果も付いてきていますし、打席内容も良くなってきている」と話すリードオフマンが存在感を示し、「ケイが踏ん張って無失点に抑えてくれていたので、チャンスメークするため思い切っていきました。ケイのおかげです!」と喜んだ。
しかしこの1点のリードを守り切れない。7回はウェンデルケンが無失点に抑えるも、8回に登板した伊勢が先頭吉川に四球。1死一塁として山崎にマウンドを託した。山崎は4番岡本和を渾身(こんしん)の150キロ外角直球で見逃し三振に仕留めるも、2死一塁、フルカウントで一走・吉川がスタートしたところで坂本に左翼線への二塁打を浴びた。中継プレーもやや乱れている間に同点のホームインを許した。
延長戦に突入し、重たいムードを4番が一振りで振り払った。



