オリックスが投手陣の記録的な踏ん張りで3位ロッテに競り勝ち、大逆転CSへ望みをつないだ。4投手による完封勝ち。15日楽天戦から10試合連続で2失点以下に抑えた。球団では39年4~5月の10試合、41年7~8月の13試合に次いで83年ぶり3度目。2リーグ分立後では初の記録となった。
2番手吉田輝星投手(23)が勝利の流れを呼び込んだ。7回に登場し「ランナーいない場面。先発くらい大胆に」と攻めの投球で3者凡退。直後に味方の2点先制が生まれた。右腕はこれで3勝目。日本ハム時代を含めシーズン自己最多となった。
8回は左腕山田修義投手(32)も3者凡退。6月以降30試合でわずか1失点と絶大の信頼感を誇る。そして最後はアンドレス・マチャド投手(31)だ。86年アニマルを抜き外国人投手では球団最多の20セーブに達した。「素晴らしい数字。ブルペン陣は本当にいいつながりでやれている」と一丸を強調した。今月の遠征先ではブルペン食事会を呼びかけ。締めは全員でテキーラを飲み、結束を強めていた。
ロッテには8カード目で初めて勝ち越し。7ゲーム差と少し縮まった。「1つずつ最後まで勝っていってというのをやるしかない」と中嶋監督。この投手の粘りに、貧打が目立つ打線が応えたい。【大池和幸】
▽オリックス山田(10試合連続無失点)「1発に気をつけながら投げた。良い調子を続けられている。中継ぎみんなで支え合っていけている」
▽オリックス西野(7回にチーム2点目の適時打)「(投手を)援護できなくて苦しい気持ちがあった。本当は先発投手の時に取りたい」
▼オリックスは2-0で勝利し、15日楽天戦からの連続2失点以下を10試合に伸ばした。39年4~5月の10試合、41年7~8月の13試合に続き球団3度目。いずれも前身の阪急時代のもので、2リーグ分立後及びオリックスとなってからは初の2桁となった。一方、20日西武戦からの連続1得点以下は5試合で止め、球団初の6試合連続は免れた。



