オリックス宮城大弥投手(23)が「無欲」で初の投手タイトル獲得に臨む。
最優秀防御率をかけ、今季最終戦となる6日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に先発。規定投球回不足ながら防御率1・92で、同1・88で今季を終えたソフトバンク・モイネロと争っている。規定回に到達する7回1/3を自責0か、8回1/3を自責1の内容なら逆転での戴冠となる。
「ここまで来たら欲というより普通で。まず規定。その結果の中でタイトルが取れればいい。規定に行くことで、けがもあったけど1年間ローテで投げられたという自信につながる」。5月中旬から左大胸筋の筋損傷で1カ月半も離脱しながら、4年連続の規定投球回到達が目前。高卒2年目から重ねてきた記録を優先させる。
前回登板と同じ敵地の楽天戦。1週間前は7回7安打も無失点と粘り、タイトルに望みをつなげた。「先週戦っているので向こうはいろんな対策だったり作戦をするとは思いますけど、自分もしっかり対打者として1人1人と勝負できれば。先発の役割を果たして、最終登板を終わりたいのが一番」。日本シリーズやWBCなど数々の修羅場を経験してきた左腕らしく、自然体で有終の美を飾る。



