ヤクルトが、25年へ向けて動きだす。伊藤智仁1軍投手コーチ(53)が、来季から新設ポストに就任する可能性が高いことが5日、分かった。具体的な役職名は未定ながら1、2軍の巡回投手コーチ、投手コーディネーターなど、投手陣の全体を見る職に就く予定。かねてフロントの職に関心を抱いていた。幅広い視点から投手陣の“編成”役をつかさどる。

2年連続Bクラスのチームで、投手陣の低迷は見逃せない課題。防御率はリーグワーストの3・64。ホームでの防御率は3・89で、12球団ワーストと不名誉な数字を残した。先発陣は吉村の9勝が最多。次が高橋の8勝。山野(3勝)小川(2勝)石川(1勝)と続けなかった。期待されたドラフト1位ルーキー西舘も1軍登板なし。右肘のトミー・ジョン手術を受けた。21年ドラフト1位左腕の山下も1軍登板はなかった。各投手の現在地、データ、方向性を見つめ直す作業は必須。同氏が、潤滑油として投手陣の底上げを図る。

また球団は、今季限りで現役引退した山崎晃大朗外野手(31)に対して、2軍のコーチ職を打診する。明るさに厳しさも兼ね備えたコータローに、若手の指導を託す。さらにDeNAから戦力外通告を受けた元ヤクルト西浦直亨内野手(33)の2軍コーチ招聘(しょうへい)も検討している。

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