第4の男は俺だ。ソフトバンクの2年目左腕、松本晴投手(23)が逆転でのCSローテを目指す。
「そこ(CS)に向けて、ずっとリハビリをやってきた。自分は自分のことをやるだけ」。9月中旬に左足首を捻挫して離脱したが、8日の韓国プロ野球ダイノスとの3軍交流試合(みずほペイペイドーム)で実戦復帰を予定。「アピール? もちろん。今出せるものをしっかり出して、評価していただけたら」と気合を入れた。
CSローテはチーム最多14勝をマークした有原、11勝のモイネロ、9勝のスチュワートが当確。残る2枠を石川、大津、前田純らと奪い合う構図だ。8日の投球次第では十分チャンスがある。さらに中4日で13日のみやざきフェニックス・リーグ、日本独立リーグ選抜戦(都城)で先発するプランもある。「自分のことで精いっぱい。周りは意識していない。自分のパフォーマンスをするだけ」と無心で腕を振る。
ケガに泣いたシーズンを良い形で締めたい。3月下旬に右の太ももを負傷し、約3カ月間のリハビリ生活を余儀なくされた。復帰した夏場から先発を任され、8月18日の本拠地ロッテ戦でプロ初勝利をマーク。その後2試合は中継ぎに回ったが、先発復帰した9月8日の西武戦で2勝目を挙げた。確かな手応えを感じていたが左足首を捻挫し、9月11日に出場選手登録を抹消された。ランニング中に患部をひねり「自分でチャンスを逃してしまった」。チームの4年ぶりV、小久保監督の胴上げに間に合わなかった悔しさをぶつける。「もう、完全に治った」。しっかり巻き返し、チームのCS突破、日本一を導く意気込みだ。【佐藤究】



