鷹の背番号3はCS出場を諦めない! 右足首負傷から再起を期すソフトバンク近藤健介外野手(31)が16日に開幕するCSファイナルステージでの復帰に意欲を見せた。みずほペイペイドームで全体練習に参加。オスナらを相手に実戦形式の打撃練習で離脱後約1カ月ぶりに現役投手と対戦した。結果は3打席凡退だったが、力強いスイングを披露。残り4日間での完全復活へ闘志を燃やした。

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近藤はCSでの復帰に意欲満々だった。「そこに合わしています」。きっぱりと16日にホームで開幕するファイナルステージへの意欲を示した。

この日は右足首故障後初めて、約1カ月ぶりとなった実戦形式の打撃練習に参加。右足首は万全でなく打者走者の予定もなかったが、2打席目は右翼方向への飛球を目で追い、一塁方向に駆け出した。Xデーを逆算し、しっかりペースを上げている。

9月16日のオリックス戦で二盗の際に同箇所を捻挫。翌日に出場選手登録を抹消され、シーズン途中で離脱を余儀なくされた。2年連続の全試合出場が途切れ、同23日のリーグ優勝決定時は松葉づえ姿だった。それでもリハビリ組に合流せず、同30日から1軍本隊に同行して、打撃練習に参加。現在は5割程度のダッシュを行うまで回復させた。痛みもほとんどなく「さらに上げていければ」と手応えをつかんでいる。

生きた球を見るのは約1カ月ぶりだった。この日はオスナ、又吉、田浦の現役投手と対戦。結果は2三振と右飛。快音こそ生まれなかったが「ボールは見えていた。あとはコンタクトの部分」と好感触。3打席で課題も明確になった。

今季は打率3割1分4厘をマーク。自身初の首位打者を獲得し、19本塁打、72打点と長打力も発揮した。さらに得点圏打率3割2分4厘の勝負強さも持つ。背番号3の状態次第で「3番柳田-4番山川-5番近藤」の最強クリーンアップがCSで復活する可能性もある。小久保監督は「慌てさせてはいない。間に合えばいいしっていう感じです」としつつ「近藤をどうするかで(打順は)全部変えるんで」と、最強オーダーを胸に秘めている。

日本ハム時代の16年CSは打率3割8分9厘(18打数7安打)、5打点の大活躍。CS男の異名を取った。短期決戦にも強い近藤が帰ってくれば、CS突破からの日本一へ、絶好の追い風になる。【佐藤究】

○…左膝の違和感で9月末に離脱した周東佑京外野手(28)もCS復帰に手応えだ。実戦形式の打撃練習で3打席立ち、安打こそなかったが、ゴロの打球に7割程度の力で一塁へ駆け抜けた。「ほとんど痛みのない状況で走れてはいるので。試合に入れば怖さも消えるかなと思います」。CSに向け「やるしかないんじゃないですか。出たところで頑張るだけです」と気合十分だ。走塁の強度を上げ、守備練習も再開させてその時に備える。

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