巨人が大敗を喫した。先発の戸郷翔征投手(25)が3回1/3を投げて10安打を浴び、プロ7年目で自己ワーストとなる10失点(自責9)。阿部監督は試合後に「示しがつかない」と2軍再調整を明言した。同時に「こういう壁にぶち当たるって、多分初めてだと思うし。そこでなんとか乗り越えてね。絶対的なピッチャー陣のリーダーとして、僕は開幕(投手)に選んだつもりなので。いい勉強になると思います」と奮起を促した。
本来の姿とは程遠い投球が続いている。3月28日ヤクルトとの開幕戦で5回4失点(自責2)と崩れると、続く4月4日阪神戦でも3回3失点でノックアウト。この日も2回に3点を失うと、4回には2四球に6本の長短打を浴びて、大量7失点。阿部監督は「やっぱり開幕任せてるピッチャーだしね、しっかり責任を果たしてほしかったので続投させました」と106球を投げさせた意図を説明した。
復活に向けて一筋の光も見えた。田中将からボールの中心を握るように助言を受けた直球については「すごい良かったんじゃないですかね」と戸郷。指揮官も「投げっぷりは良かったかな」と評価した。エースの帰還をチームの皆が待っている。【水谷京裕】
▽杉内投手チーフコーチ(先発戸郷に)「戸郷が勝たないとチームが波に乗っていけない。ちょっと1回、頭整理してもらって。10日で帰って来てほしい」



