西武のドラフト5位ルーキー、篠原響投手(18=福井工大福井)がプロ初登板初先発をしたものの、球団では99年松坂大輔投手以来となる高卒投手の初登板初勝利はならなかった。
5回途中4失点で降板。89球を投げ被安打7、奪三振5。直球の最速は152キロだった。
初回、西武ファンの大歓声に送られてマウンドへ向かった。ロッテ1番高部への初球は151キロでファウル。続く152キロはレフト前ヒットにされた。
1死後、チェンジアップの制球が定まらず、3番寺地には四球。イースタン・リーグで打者72人連続無四球と抜群の制球力を持つも、1軍戦で少々乱れた。5番藤岡に先制適時打を打たれ、自身で頭をポーンとたたいた。
2死からロッテ佐藤をカットボールで空振り三振にすると、2回先頭の安田もチェンジアップで空振り三振。3回にも寺地を直球で見逃し三振、山口をスライダーで空振り三振と、高卒1年目で1軍先発を任されるだけの力を見せた。
ただ3回2死から安打を許し、今度は佐藤に甘いカットボールを右翼席への2ランとされた。
降板後は「初回、先頭打者に安打を打たれたことで厳しいコースへの意識が強まり、四球で出塁させて失点につなげてしまいました。もう少し大胆に投げることができれば良かったと思います。投げミスで甘く入った球を本塁打にされてしまったり、チェンジアップを引っかけてしまうことが多かったので、しっかりと修正していきたいです。試合を通して、思い通りの球を投げることもできた点は良かったと思います」とコメントを寄せた。
◆篠原響(しのはら・ひびき)2006年(平18)9月20日、名古屋市生まれ。小1で野球を始め、日比野中時代は愛知尾州ボーイズでプレー。福井工大福井では1年春からベンチ入りするも、甲子園出場なし。24年ドラフト5位で西武入団。今季2軍では15試合で8勝4敗、防御率2・17で、8勝はリーグ2位タイ。今季推定年俸700万円。178センチ、76キロ。右投げ右打ち。



