国学院大がサヨナラ勝ちで亜大を下し、勝ち点を獲得した。

0-0の延長10回タイブレーク、無死一、二塁から1番赤堀颯内野手(3年=聖光学院)が初球の直球を迷わず振り抜いた。打球は右翼手の頭を越え、二塁走者が生還。「ランナーを進めれば勝ちにつながると思ったので、その気持ちは強かった。甘く(ストライクを)取りに来た球を打てて良かった」。劇的サヨナラ勝利で、国学院大ナインは歓喜に包まれた。

延長タイブレークの末、サヨナラ勝利した1回戦と同じ展開だった。亜大のドラフト候補右腕・斉藤汰直投手(4年=武庫荘総合)を相手に9回まで無得点。連日好投を許す苦しい展開も、当山渚投手(4年=沖縄尚学)、飯田真渚斗投手(4年=明秀日立)の無失点リレーで延長タイブレークに持ち込んだ。1回戦は2つの犠打に、相手の悪送球が重なり2点を奪った。この日も先頭打者の犠打が予想できたが、初球から強攻策に出た。「後半戦、ようやく赤堀らしいバッティングが顔を出し始めている。チームの中心を担ってもらわなきゃいけない打者。ここで勝負できるかな」と鳥山泰孝監督(50)は自信を持って送り出し、赤堀はバットで期待に応えた。

今季4度目のタイブレークを制し、勝ち点を3とした。優勝の可能性を残したまま最終週に臨む。鳥山監督は「目の前の戦いに集中すること。それしかないと思う。残り2つなんとか取れるように精いっぱいやりたい」と力強く話した。

【一覧】大学生プロ志望届 創価大・立石正広、明大・小島大河、早大・伊藤樹ら176人が提出