ヤクルトのドラフト7位ENEOS・飯田琉斗投手(26)が30日、川崎市内の同社施設で球団側から指名あいさつを受けた。
青木GM特別補佐、橿渕スカウトグループデスク、担当の余田スカウトと面談した。今オフにメジャー挑戦する村上と同世代。向上、横浜商大を経て、社会人4年目でNPBの扉をこじ開けた“オールドルーキー”は「ようやくスタートラインに立てた。その気持ちでいっぱい。飯田が(マウンドに)上がれば安心と思ってもらえるような絶対的な存在になりたい」と話した。
大リーグのレッドソックスなどで活躍し、今季までENEOSに所属していた田沢純一コーチ兼任投手(39)の背中を見て、成長してきた。3年間、ともにプレーした右腕から繰り返して言われたのが「マウンドに上がったら勝負するだけ。準備をしっかり大事にしなさい」。田沢コーチ自身が、その言葉を体現する姿も見てきた。飯田は「(田沢は)若い選手よりも、朝は早く来て、自転車をこいでアップする。誰よりも早く走り出すのを3年間、見続けてきた。ワールドシリーズを優勝するような偉大な選手でも、早く来て準備する。長くやり続けるには、そういうことが大事なんだな」と最高の教科書としてきた。田沢コーチとはドラフト会議後にも、しゃぶしゃぶを一緒に食べ「ここからがスタート。家族のために頑張りなさい」と激励された。
身長187センチ、体重100キロの体格から力強い直球が持ち味の右腕。球団からは中継ぎとして期待される。青木GM特別補佐も「似てるよね」と田沢コーチに姿を重ね「やっぱりパワーがあり、現状でも十分、プロで活躍できるようなレベル。本来のパフォーマンスをすれば十分やっていける」と即戦力として期待した。飯田は「中継ぎは登板数がチームからの信頼度の1つだと思う。50試合以上に投げられるように」と力を込めた。



