<オリックス0-2阪神>◇1日◇京セラドーム大阪

 阪神大和内野手(25)が大仕事をこなした。前日5月31日まで、18打席連続無安打と不調でこの日は今季初めて9番に打順を下げた。

 3回、5回と2打席連続で当たり損ねの右翼への二塁打をマーク。すっきりと快音を発したのは第3打席の7回だ。2死二、三塁。これまで無得点だったオリックスのエース金子のチェンジアップをさばき、三塁線を破った。2点適時二塁打で試合の主導権を握った。

 「初めて9番になり、この打席で悔しさをぶつけました。つよぽん(西岡)が打席に立つ前に『悔しさを晴らしてこい!』とアドバイスをくださり、とても勇気づけられました」とコメント。年上の西岡をニックネームで名指しする“無礼講”で喜びを表現した。