<阪神3-2西武>◇5日◇倉敷

 阪神が西岡剛内野手(28)のサヨナラ打で接戦を制した。同点で迎えた9回1死三塁から目の前で代打桧山が敬遠され、勝負の場面を迎えた。

 大石の直球を逃さず、ライナーで右中間へ。4月2日中日戦(京セラドーム大阪)以来、今季2度目のサヨナラ打をマークした。「あの場面、桧山さんが敬遠されて燃えていた。来た球を気持ちで打つしかなかった。打てなくてチームに迷惑をかけていた」と振り返った。4月には「必死のパッチ」のフレーズをお立ち台で叫び、周囲に浸透させた。この話題を振られると「最近、そのブームは終わった。もういいかなと思う」と笑わせた。