大リーグ公式ホームページは20日、メキシコ-日本戦の前に侍ジャパン佐々木朗希投手(21=ロッテ)を特集する記事を掲載した。タイトルでは、「彼はまるで魂を投げているようだ」との栗山監督の言葉を引用し、「日本のエース、ロウキ・ササキを知ろう」と、ここまでの歩みを振り返った。

才能は「大谷翔平クラス」と評価し、村上宗隆内野手(23=ヤクルト)、山本由伸投手(24=オリックス)とともに、NPBの3大若手スターと紹介。今大会前の壮行試合、中日戦で102・5マイル(約165キロ)の自己最速をマークしていたことに驚いた。また昨季、直球の平均球速98・4マイル(約158キロ)は昨季メジャー全体で見ても、2位に相当するという(1位はレッズの新人右腕ハンター・グリーンで98・9マイル=約159キロ)。

また、決め球のフォークも大谷、「お化けフォーク」で有名なメッツ千賀の持ち球に匹敵すると指摘。岩手からブルージェイズ菊池、大谷に続いて「10年に1人の逸材」が立て続けに現れていることにも驚き、「令和の怪物」のニックネームを紹介。現行のポスティングルールを適用となれば、メジャーデビューは2027年シーズンまで待つことになるが、「大谷が23歳でエンゼルスと契約したように、いつでも早めることは可能」と結んだ。

【関連記事】WBCニュース一覧>>