最侠タッグ優勝チームで全日本プロレスの最強タッグリーグ出場を決めている橋本大地(25)と神谷英慶(25)が、BJW認定世界ストロングヘビー級王者鈴木秀樹への挑戦権をかけて21日の後楽園大会で戦うことになった。

 2人のシングル戦はすでに発表されていたが、上野大会1部終了後の会見で、大日本が王者鈴木への挑戦者決定戦にすると発表した。神谷は「後楽園での試合を次期挑戦者決定戦にしたいと会社に申し入れた。大地が挑戦表明していたので、ボクもタイトルに挑戦したいと思った。だったら強い方が挑戦した方がいい」と、決定戦へ至った経緯を説明。

 橋本は「話を聞いた時は、正直戸惑ったが、2人が戦い次期挑戦者を決めることには賛成。オレと神谷が戦うことによって、挑戦権をオレたちに戻す。この一戦はオレたちにとっても大事。もちろん、このシングル戦を勝ち取りにいきます」と力強く宣言した。勝者は、12月17日の横浜文化体育館大会で王者鈴木に挑戦する。