UFCファイトナイト123大会は9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・センターで開催される。

 大会前日となる8日には前日計量が同地で開かれ、メインイベントのフェザー級5分5回で対戦する同級4位カブ・スワンソン(34)、同6位ブライアン・オルテガ(26=ともに米国)が登場。スワンソンは146ポンド(約66・22キロ)、オルテガは144・8ポンド(約65・68キロ)でクリアした。

 16勝6敗の戦績を誇るスワンソンは4連勝中で、かつ2試合連続でファイトナイトボーナスを獲得している。オルテガについて「よくいる上昇中の若手だろ。俺のポジションを奪おうとしているんだろうけど、そうはならない」とキッパリ。その上で「いい試合にはなると思う。オルテガはスタンドも柔術もできる無敗の選手だ。ただ、どれほど試合をイメージしてみても、俺がヤツの顔面を何度も何度も殴りつけているところしか見えないんだ」と豪語した。今夏に娘のロイヤルちゃんが誕生してこともあり、気合十分だ。

 一方、UFCで4勝1無効試合と絶好調のオルテガが次世代エリートの呼び声が高い。新進気鋭のオルテガにとって、スワンソンが過去最強の対戦相手。「オレは王者になるためにこの世界に入ってきた。ここから先、壁を越えていくためには、カブのような相手を下さなければならない。最後はオレが勝ち星を頂くことになる」と強気そのもの。勝利した選手が、同級王者マックス・ホロウェイ(米国)への挑戦が近づくことは間違いない。