K-1スーパー・ライト級タイトルマッチは、王者・野杁正明(24)が、挑戦者・大和哲也(30)に3回2分57秒KO勝ち。初防衛に成功した。

 野杁は自分の距離でリズムをつかんだ。1回終了間際に2段の跳び膝蹴りで最初のダウンを取ると、3回終盤に連打で2度のダウンを奪ってKOした。14年2月にムエタイルールで大和に負けたが、見事に雪辱した。

 師匠だった小比類巻貴之氏が先月、K-1実行委とのトラブルでジムを去った野杁。「新チームでいろいろあったが、これからも団結して世界一のチームになっていく」と今後の連続防衛を誓った。