デスマッチヘビー級選手権が行われ、今年のデスマッチ一騎当千を制した挑戦者木高イサミ(37)が、王者高橋匡哉(32)を下し、5年ぶり2度目の王座についた。

形式は蛍光灯200本+蛍光灯タワー。こどもの日にちなんでコーナーに立てかけられたタワーの上部にはこいのぼりが飾られ、さらに王者高橋は頭としっぽがついた「こいのぼり蛍光灯」を持って入場した。2人はロープに沿って並べられた蛍光灯を次々引き抜いて攻め合い、ともに血まみれに。木高は、自ら持ち込んだ巨大はしごの上段から高橋に雪崩式ブレーンバスターを受け大ダメージも、最後は強烈な勇脚・斬(キック)を決めて勝利した。

木高は「高橋が相手だったから、ここまでぶっとんだ試合ができた」と高橋と固い握手。高橋も「昨日は遠足行く前のこどもみたいにわくわくして寝られませんでした」と明かし、「楽しかったです」と敗れた木高に感謝した。

木高は「誰でも挑戦受けますよ。俺のタイトルマッチ見たいでしょ」とさらに刺激的な防衛戦を希望。観客と「1、2、3、見たーい」とかけ声を合わせ、メインを締めた。