スーパー・ウエルター級注目の一戦、K-1のエンターテイナー城戸康裕(36)が、神保克哉(23)に2回2分29秒でKO勝ちした。

1回は互いに出方をうかがう静かな立ち上がりだったが、2回終盤に試合が動いた。城戸が右のバックブローで最初のダウンを奪うと、左右のパンチでKOした。

リング上でマイクを握った城戸は舌好調。「K-1はこんだけおもしろいからオリンピック競技になってもいいと思う。ドーピングチェックもやろう」とまくしたてた。

3月に久保優太の持つウエルター級王座に挑戦するも、1-2の延長判定で敗れた。しかし、空位のスーパー・ウエルター級王座を目指して同級に復帰し、これで2連続KO勝ち。試合巧者の城戸が衰えぬパワーでK-1の頂点を狙う。