総合格闘技RIZINは31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ(SA)で33大会を開催する。15年の団体創立から欠かすことなく大みそか開催を続け、今年で7回目を迎える年末の祭典だ。

開場30分前の午前11時、さいたまSAの前は、開場を待ち望む人たちであふれていた。午前9時からは、コミュニティーアリーナで「格闘技EXPO2021」と題したイベントも行われ、RIZINファイターによるスペシャルトークショーや那須川天心メモリアルミュージアム、RIZINオリジナルお守りが買えるRIZIN神社など、大会を盛り上げるさまざまなブースが設けられた。午前11時ころには100メートルを超える入場列ができており、スタッフによると30~60分待ちとのことだった。

茨城から約2時間かけて観戦に訪れたという20歳と17歳の姉妹は、「グッズの購入などに2人で4万円くらい使った。福袋の開封式をこれからします」とにっこり。「斎藤選手の応援に来たけどトーナメントなど見どころがたくさん。トイレに行く暇もない」と期待に胸を膨らませていた。