プロレスラーの藤波辰爾(68)が1日に79歳で亡くなった師匠のアントニオ猪木さんから授かったメッセージを明かした。

NHKは5日、桑子真帆キャスターが進行役を務める報道番組「クローズアップ現代」で、猪木さんを特集した。

番組の中で藤波は猪木さんの亡くなる2カ月前に見舞ったとき、「生きる」と題した直筆の詩を託されたという。

「 生きる

花が咲こうと咲くまいと

生きていることが花なんだ

今、いくつもの年を重ね

川の岸辺に目をやると

きれいな大きな大きな

花が咲いている

今日も一日いくぞ

一、ニ、三、ダー

 

79才アントニオ猪木」

藤波さんは「本当に手が震えましたね」と最後まで病魔と本気で闘った師匠を敬うように言った。