元プロレスラー天龍源一郎(73)が主宰するプロレス興行「天龍プロジェクト」は11日、天龍が「敗血症性ショック」のため緊急手術を行ったと発表した。現在は無事に手術が終わり、意識もある状態。集中治療室で経過観察する。

数日前から発熱や血圧低下が見られたため、検査を行ったところ、緊急性の高い状態と判明。治療可能な病院に搬送し、搬送先で緊急手術を行ったという。

天龍は昨年9月初旬、長年の現役生活による負担で症状が顕著に出たとし、突然死のリスクを避けるために入院していることを公表。「環軸椎亜脱臼に伴う脊髄症・脊髄管狭窄(きょうさく)症」と診断され、同月14日に手術。リハビリを続けていた。

入院後はじめての公の場となる予定だった19日開催の日本プロレス殿堂会主催イベントは見送りとなった。12日には東京・新木場1stリングで、天龍プロジェクトの出場選手が決起して「天龍祭~天龍源一郎AID~」(天龍プロジェクト協力)を開催する予定。