プロボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)が26日、東京・有明アリーナで開催されるWBAスーパー、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)との4団体王座統一戦に臨む。井上のメインスポンサーとなるNTTドコモの映像配信サービスLeminoの「井上尚弥オリジナルチャンネル」の「ON井上尚弥」のエピソード7となる「タパレス対策」が11日から公開された。なお試合もLeminoがライブ配信する。

今エピソードは11月下旬からスパーリングパートナーとしてメキシコから呼んだクリスチャン・クルス(26)がタパレスと似たスタイルであるとし、実戦練習を通じて対策できる相手になるという内容。クルスはプロ戦績21勝(11KO)6敗1分けで、父クリストバルは元IBF世界フェザー級王者という実力派だ。

井上は「今のスパーリングパートナーは、よりタパレスに似ている。よりタパレスを想定しながらやっている。タパレスは井上尚弥対策としてボクシングを組み立ててくると思う。そこに関しては1ラウンド目、そこで自分がしっかり(タパレスを)インプットする。タパレスがどうきても対応できる体作りを目指しています」と明かした。また所属ジムの大橋秀行会長も「タイミングというか、パンチの出どころが(タパレスと)似ている」と説明している。

一方、フィリピンで約6週間の高地キャンプを張っているタパレスのトレーニング同行映像も公開。ランニング終わりに豆腐と砂糖入りのイチゴ味ジュースを飲む姿も披露し、カップに店員の髪の毛が入ったハプニングにも「これがおいしさの秘訣(ひけつ)」とジョークを飛ばす余裕もみせた。10ラウンドのスパーリング、ミット打ち、サンドバッグ打ちの一部映像もある。

タパレスは「私がカウンターパンチを打てば強力なものになるのは間違いない。井上選手のカウンターも強力だけど。私のカウンターも同じぐらい強力。私のカウンターが当たればダウンすると思う。カウンターが私に当たればダウンするかもしれない。予想では、たとえ1ラウンドでも私のパンチが当たれば試合は終わる」とカウンターの打ち合いで勝負が決すると予測している。

Leminoでは11月21日から「ON井上尚弥」、さらに今月1日からは「OFF井上尚弥」が随時、配信中。井上が試合に向けて集中的にトレーニングに取り組む姿をはじめ、リング上の勇姿とは異なる穏やかな表情やリラックスした雰囲気が垣間見える姿まで、ONとOFFの新作オリジナルエピソードが26日まで毎週、随時編成する予定となっている。