無敗の格闘家でボクシンデビュー2連勝を飾った東洋太平洋スーパーバンタム級6位の那須川天心(25=帝拳)が転向3戦目で世界ランカーと初激突する。

来年1月23日、エディオンアリーナ大阪でWBA世界13位ルイス・ロブレス(25=メキシコ)との121ポンド(約48・88)契約体重8回戦に臨むことが14日、発表された。今年9月にメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(メキシコ)に判定勝利して以来、約4カ月ぶりのリングとなる。

那須川は「前回、メキシコ王者にしっかり勝って、この試合につなげられたと思う。今回、初めての世界ランカーとの戦いになる。自分の中で今までより強敵だと感じている。しっかりと圧倒的な差というか、どれだけの差をみせられるか。お客さんとか見ている人に、そこらへんをしっかりとみせていきたい」と気合を入れ直した。

グスマン戦で左拳を骨折していたが、今月上旬からミット打ちも再開し、本格的な実戦メニューに入っている。「昨日からスパーリングも始めました」と手応え。左拳を安静にしていた約2カ月はシャドーボクシング、スタミナ、下半身強化に努めてきた。「改善点を1つ1つ作り、左手が使えない時はやりこんできた」と強調。ロブレスが前回対戦したグスマンと同じ名前ルイスということもあり「前回に引き続き、今回もルイス狩りをしていきたい」と“天心節”ジョークも交えた。ロブレスはKO率は高くないものの、右構えの正統派ボクサーファイターとなる。

ボクシング転向後初めて首都圏を飛び出し、大阪での試合を迎える。那須川は「大阪は1個の国ですね。ぐいぐいだし、自分を持っている、東京にないものいっぱい持っている。地方は触れ合う、試合に見に来てもらうことはないと思うので、大阪近辺の人たちに試合をみてもらいたい。やっぱり会場は大事です」と観戦を呼びかけた。

デビュー戦はスーパーバンタム級(55・3キロ)、2戦目は123ポンド(55・7キロ)契約体重、そして今回は121ポンド(54・8キロ)契約体重となる。那須川は「今回、体重をみてもらたら分かるけれど、前回、前々回、スーパーバンタムでしたけど落として。ボクシングの身体になっている。日々、節制している・ボクシングのためなら何でもやるテーマ。体重を落としてやるのもテーマ」と説明。通常体重も60キロほどまでになっているという。バンタム級(53・5キロ)とは明言しなかったものの、より1階級下に近づけている。