プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が約3年11カ月ぶりの「聖地」再上陸に向けて記者会見に臨んだ。3月12日(日本時間13日)に米プロモート大手トップランク社を通じ、5月4日(同5日)、米ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦に臨むと発表されたことを受け、5日に横浜市内のホテルで所属ジムの大橋秀行会長(60)、井上の父真吾トレーナー(53)とともに国内メディア向けのカード発表会見に出席した。
井上にとってバンタム級王者時代となる21年6月のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)との防衛戦以来、約3年11カ月ぶりのラスベガスでの試合となる。「4年ぶりとなるラスベガスとなる試合もワクワクしている。今回会場はT-モバイルアリーナということで、そこに対しても楽しみにしています」と意気込んだ。
カルデナスに対しては「非常にまとまった選手といいますが、リードパンチが優れているしタフな印象です」と口にした。
過去2度のラスベガス戦は20年10月のジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦が無観客、21年6月のダスマリナス戦も入場制限とというコロナ禍の会場仕様だった。今回は最大2万人収容で数々の名勝負が行われた会場となる。WBAが最強挑戦者との対戦を義務づける指名試合になる予定。なお日本ではAmazonプライムビデオがライブ配信する。
どんなインパクトを与えたいかと聞かれ「5月5日、ラスベガスで試合すること。シンコ・デ・マヨという特別な日にできること、力まずにやってきたい」とメキシコの祝日を引き合いに語った。
先月のトップランク社からの発表リリースでは、井上は「私のキャリアを応援してくれた米国のファンに感謝する。ラスベガスのT-モバイルアリーナでの試合はキャリアのもう1つのハイライト。素晴らしい試合の披露を楽しみにしている。観客全員にショーを見せたい。カルデナスはタフな相手だが、ためらうことなく戦いを受け入れたことをリスペクトしている」と意気込みを示していた。

