第3試合の「棚橋弘至ファイナルロード~継(つなぐ)」で“社長”棚橋弘至(48)が20歳以上も年下の海野翔太(27)を相手に奮闘。終盤、棚橋はコーナー最上段からハイフライアタックをお見舞い。続いてハイフライフローを繰り出すが、海野にかわされ、背後から後頭部にニーストライクを被弾した。さらに正面からもニーストライクを突き刺された。

棚橋は続くSecond Chapter(変形フィッシャーマン・バスター)を首固めで切り返し、その後の海野の攻撃も必死にはね返したが、最後は12分47秒、ついにSecond Chapterを決められてしまい、3カウントを奪われた。

試合後のマイクで海野は「棚橋さん、オレの選択肢はたった1つだ。新日本プロレス本隊こそが、聖域だ!」と新日本の本流を守り抜いていくことをあらためて宣言。一方、棚橋はバックステージで海野へ「翔太、もっとストレートでいいと思うぞ。自分の気持ちを、自分のファンへの愛情を、新日本プロレスのファンの皆さんへの感謝を、しっかり伝えれば、しっかり伝えればいいんだ。それだけだ」とエールを送った。

そこへ海野が現れて棚橋に「ありがとうございました!」。棚橋も「頼むぞ!」と“バトン”を渡した。棚橋が去ると海野は「チケットが売れない理由も、ファンが離れていく理由も、ヒール(ハウス・オブ・トーチャー)のせいにするのはやめようぜ。力をつけていこう。強さを見せていこう。そしたら本隊は本物になるだろう。その本隊が新日本プロレスの中心になってプロレス界を盛り上げて、もっともっとプロレスのファンを作って、こんなに素晴らしいプロレスというスポーツを世界に届けて、新日本プロレスをもっともっと世界に導く」と力強く誓っていた。