第9試合でK-1ワールドGPスーパーバンタム級王座戦が行われ、王者金子晃大(28=K-1ジム自由ケ丘/FROG GYM)が判定3-0(29-26、29-27×2)で挑戦者池田幸司(28=ReBORN経堂)を退け、4度目の防衛を果たした。

初回は池田が右ミドル→右パンチのコンビネーションを当てるなどやや優勢に試合を進め、金子の右目の上をカットし、流血もさせた。

しかし2回に金子が持ち前のパワーで試合をひっくり返した。強烈な左フックでダウンを奪うと、続けて左右パンチの連打から右ストレートで2度目のダウン奪取した。

3回は金子が飛びヒザ蹴りを繰り出すなど倒しにかかり、池田も初回から積み重ねてきたカーフキックで金子の足にダメージを与えたが、そのまま試合終了。2度ダウンを奪った金子が防衛に成功した。

2人は今年5月の「K-1BEYOND」で対戦し、池田が初回にダウンを奪って判定2-0で勝利。今回のダイレクトリマッチでの王座挑戦につなげていたが、この日は金子が王者の力、意地を見せて、池田を退けた。

金子は試合後のマイクで「今日勝てたのは俺の力では全然なくて。ここ最近、リングに上がるのは僕1人なんで(勝てているのは)僕の力かなと思って、どんどんどんどん傲慢(ごうまん)になってって。けど、それじゃダメだっていうのを、この前の敗戦(池田戦)で気づかせてくれて。今日は僕のために応援してくれて、一緒に戦ってくれた方々、みんなのおかげで本当に勝てました。みんなでつかんだ勝利だと思ってるんで、本当にありがとうございました」と周囲のサポートに感謝した。

そして「僕のファンの方々、いつも一緒に戦ってくれてる皆さん、本当にありがとうございました。僕のファンじゃない方も今日(試合を)見て、何か伝えられることができて、何か自分が失敗した時とかに勇気を与えられればいいと思ってて。僕もこの前、本当に挫折して。今日負けてたら僕はもう自分のキックボクシングっていうのを見失って戦えなかったと思ってて。本当に今日負ければ終わりだったので。みんなに救われたなと思って。本当に今日は来ていただいた方々、ABEMAで見てる方々、本当にありがとうございました」とファンにも「ありがとう」の言葉を口にした。