プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(32=ワタナベ)が3年3カ月ぶりの世界王座返り咲きを狙う。3日、東京・後楽園ホールでWBA、WBO世界ライトフライ級統一王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)に挑戦する。1日には東京・後楽園ホール展示場で公式会見が行われ、両者が初対面を果たした。
谷口は「初めて対面し、すごく紳士的な方で自信がみなぎっている感じ。やるべきことやってきたんだなと思う。さらに明後日の試合がより楽しみになりました」と声をはずませた。
23年1月にWBO世界ミニマム級王座から陥落して以来の世界王座奪取を狙う。所属ジムとしては17年12月の田口良一以来となる2人目の統一王座獲得を狙う立場だ。谷口は「12ラウンドの36分間、サンティアゴ選手にやりたいことをさせず、当日の36分間だけでいいから超えること」と試合展開をイメージした。
さらに「昨日、すべての練習を終わって、できることはすべてやり切れたと思っている。明日の計量、明後日の試合とあるが、やり残すことはなにもないぐらい体は仕上がっている。当日楽しみにしてもらえたら。サンティアゴ選手には手ぶらで帰ってもらいます」と気合の入った表情を浮かべた。
2日の前日計量を控え、既にウエートもリミット目前だという。谷口は「朝起きた時点で、リミットは射程圏内。夜に少し体重調整しようかなと思っているぐらい。大事なのは、明日の計量後。計量までに何かをするのではなく、明日計量終わってからのことを考えて過ごしたいと思う」と先を見据えている。
先月15日には岩田翔吉(30=帝拳)がWBC世界同級王座を獲得。今月13日にはIBF世界同級王者タノンサック・シムシー(25=タイ)が東京・後楽園ホールで同級1位セルジオ・メンドーサ(25=メキシコ)との初防衛戦を控える。日本が同級の世界戦線の中心地となっているが、谷口はサンティアゴ撃破だけに集中している。
挑戦者らしく「サンティアゴ選手に勝つためだけに昨日までトレーニングしていた。明後日のサンティアゴ戦に勝つことしか考えていない」と集中力を研ぎ澄ませていた。

