日本相撲協会は30日、エディオンアリーナ大阪で理事会を開き、各親方の職務分掌を発表した。八角理事長(52=元横綱北勝海)による新体制が決まった。

 処遇が注目された貴乃花親方(43=元横綱)は協会ナンバー3の総合企画部長から代わって巡業部長に就き、協会常勤の執行部から外れた。

 協会ナンバー2の事業部長は尾車親方(元大関琴風)が留任。審判部長だった伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は大阪場所担当部長、大阪場所担当部長だった鏡山親方(元関脇多賀竜)は総合企画部長、九州場所担当部長を務めていた二所ノ関親方(元大関若嶋津)は審判部長となった。

 そのほか新任の理事では、春日野親方(元関脇栃乃和歌)が広報部長、出羽海親方(元前頭小城ノ花)が名古屋場所担当部長、境川親方(元小結両国)は九州場所担当部長、山響親方(元前頭巌雄)は教習所長に就いた。