今年の年間勝利数が47勝でトップだった日馬富士が休場したことで、1992年の貴花田の60勝に届く力士がいなくなり、年6場所制となった58年以降で最少の年間最多勝となることが決まった。

 この日、47勝に並んだのが大関高安と関脇御嶽海。横綱、大関以外が年間最多勝に輝けば、92年の貴花田以来だが、御嶽海は「全然思ってもいない。勝つのみ」と意識はしていなかった。