11月30日付のモンゴル各紙は、同国出身の元横綱日馬富士関が引退したことを大きく取り上げた。

 「日本相撲協会からのさまざまな圧力」が引退につながったと分析するなど、元日馬富士関に同情的に伝えている。最大手オドリーン・ソニン紙は、貴乃花親方の行動が引退の主な原因だと指摘し、元日馬富士関が県警や協会の調査、マスコミの追及で「精神的に大きな圧力」を受けていたと報じた。オノードル紙も協会の圧力に言及し「引退に相撲ファンやモンゴル国民が驚いている」と強調した。