大相撲の横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、昨秋以来となる巡業完走を果たした。26日、東京・丸の内で行われた、夏巡業最終日のKITTE場所に参加。
この日は土俵入りや取組を行い、7月末から約1カ月、計26カ所に及んだ巡業にすべて参加した。途中、左足裏にできた傷の影響で、稽古や取組を行うことができなかったこともあったが、19もの都道県を回り「いい稽古ができたし、非常に充実した巡業でした」と、充実感を口にした。
27日には新番付が発表され、秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)に向けた調整が、一段と本格化する。「やってきたことをしっかりやっていきたいと思うし、気持ちも体も絞っていきたい。やるべきことを、しっかりやることが大事。1番力が出るような状況にすることが大事。やり続けることが大事」と、自らに言い聞かせるように話した。
「巡業でいい稽古ができたから、また稽古ができれば体もキレてくると思う。しっかりと力を出し切ることを心がけて、千秋楽まで頑張っていきたい」。現在は全休と途中休場を、それぞれ4場所の8場所連続休場中。それだけに、本場所完走への強い思いをのぞかせていた。


