十両優勝は東龍(あずまりゅう、32=玉ノ井)11勝4敗。3番連続の戦いを制した。

本割で水戸龍、11勝で並んだ4人によるトーナメントでは勢、魁聖に勝利。魁聖には10日目に敗れていたが「まわしを取れば何とかなるやろ」と、自信を持って臨んだ。九州情報大出身で“準ご当所”の場所。

「大学から応援してくれた人もいる。絶対勝ってやろうと気合が入っていた。良かった」と、初めての各段優勝に笑みを浮かべた。

◆東筆頭 本名・サンドゥイジャブ・トドビレグ。モンゴル・ゴビアルタイ出身。08年九州場所初土俵。191センチ、160キロ。右四つ、寄り。