元大関豪栄道の武隈親方(34)が14日、断髪式(東京・両国国技館)を2022年1月の初場所後に延期することを明かした。

同日、NHK大相撲中継の幕内解説を務め、放送の冒頭に「(断髪式は)世の中の情勢を踏まえまして、再来年の初場所後にやることになりました」と発表した。

今年初場所限りで引退した武隈親方は当初、来年1月31日に断髪式を予定していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今年6月には師匠の境川親方(元小結両国)が来年6月5日に延期することを明らかにしていたが、さらに約7カ月、再延期になる。

武隈親方は引退後、約2年もまげがついたまま、後進の指導を続けていくことになる。親方業については「徐々に慣れてきました」と話していた。