日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は3日、前日2日に新型コロナ感染が確認された尾車部屋の世話人・錦風の症状について「発熱は収まり自宅で療養ということです。現状では無症状のようで、当面は自宅で経過観察」と説明した。現状で濃厚接触と認定されていない尾車部屋力士の、秋場所(12日初日、東京・両国国技館)出場については「現状では問題なさそう」と話した。

一方、やはり2日に感染が確認された宮城野部屋の新十両北青鵬(19)について、この日は状況についての情報が入っていないとし、宮城野部屋の力士の同場所出場については「力士が稽古していたということで(判断は)検査の結果、状況をみて」と、あらためて説明した。