大相撲の新大関御嶽海(29=出羽海)が1歳上の一般女性と結婚していたことが27日、分かった。師匠の出羽海親方(元前頭小城ノ花)が明らかにした。

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既に夫婦での新婚生活を都内で始めているという。結婚の時期は非公表。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、挙式・披露宴は未定となっている。

関係者によると、相手は後援会関係者で朝稽古を見学したのがきっかけで交際に発展したという。約5年の交際の末にゴールイン。出羽海親方は「これを機にさらに上を目指して、集中して頑張って欲しい」とさらなる活躍を期待した。

御嶽海は関脇だった初場所で3度目の優勝を果たした。攻撃的な取り口と安定感が評価がされたこと、昇進目安の「三役で3場所33勝」に到達したことで、26日に開催された日本相撲協会の春場所番付編成会議と臨時理事会をへて、大関昇進が決まった。地元の長野県出身では江戸時代に活躍した雷電以来227年ぶりの新大関誕生。盛り上がりを見せる地元にさらなる吉報を届けることになった。大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)では史上9人目の新大関優勝を狙う。