大相撲秋場所を両膝の負傷で途中休場した横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が、13日に初日を迎える九州場所を初日から休場することが決まった。日本相撲協会審判部が11日、会場の福岡国際センターで取組編成会議を開催。初日の割に照ノ富士のしこ名はなかった。21年名古屋場所後に横綱に昇進して以降、初日から休場するのは初めてとなった。

照ノ富士は古傷の両膝の負傷により、秋場所を10日目から途中休場した。その後、10月18日に両膝の内視鏡手術を受けた。今月7日に術後初めて報道陣の取材に対応。都内の伊勢ケ浜部屋の稽古場に姿を見せたが相撲は取らず、基礎運動などに終始し、九州場所については「体を動かし始めたのも最近。こんな状況だから無理ではないか」と休場の可能性を示唆していた。

取組編成会議後に師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が、報道陣の電話取材に対応。照ノ富士について「膝がやはり使えない。四股が踏めない。リハビリをやったけど間に合わなかったので」と休場の理由について明かした。来年1月の初場所については「まだ四股も踏めないので。今やれることをやるしかないので」と現段階では不透明のようだ。上半身とトレーニングは行っているというが「下半身はリハビリセンターでのリハビリしかできていない」と明かした。