西前頭9枚目の北勝富士(31=八角)が、初優勝に大きく近づく12勝目を挙げた。今場所で殊勲賞に輝いた東前頭筆頭の錦木を破って12勝3敗とした。この後の豊昇龍-伯桜鵬戦の勝者との優勝決定戦で、初優勝に挑むことになった。

北勝富士にとって1場所で12勝するのは、十両優勝した16年秋場所以来、7年ぶりとなった。幕内に限れば21年九州場所など、過去5度あった11勝の壁を突破し、自己最多を更新した。

師匠は八角理事長(元横綱北勝海)。現役理事長の弟子が優勝すると、1963年(昭38)名古屋場所で、当時の時津風理事長(元横綱双葉山)の弟子の大関北葉山が優勝して以来、60年ぶりとなる。

【動画】北勝富士が優勝決定戦へ 錦木を引き落としで破り、7年ぶりの12勝目