大相撲の大関貴景勝(27=常盤山)が、初場所初日を翌日に控えた13日、会場の東京・両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席した。
昨年9月の秋場所で4度目の優勝を果たし、完成したばかりの縦3・17メートル×横2・26メートルの優勝額と、記念撮影に納まった。昨年11月の九州場所は、ハイレベルな優勝を飾っていれば、横綱昇進の可能性もあった。だが同場所は、この日の式典に並んで出席した大関霧島が制した。綱とりは振り出しに戻って、新年を迎えた。
ただ、新たな優勝額を目の当たりにして、2年連続となる初場所制覇への思いも強まったようだ。現在の心境を問われると「いつでもやってやるという気持ち。一生懸命、気合を入れてやるだけ」と、力強く話した。所属する二所ノ関一門が今月6、7日に行った連合稽古は、2日間とも不参加。調整遅れが指摘されていたが、この日は「自分なりには、やれることを(やってきた)。いつも一緒だけど、いいスタートを切りたいというのはある」と、1年間戦い続ける上で、弾みをつけたい思いがあることを隠さなかった。
4つ目の優勝額となったが「また優勝したい。現役のうちは。それが目標なので」と、静かに闘志を燃やした。初日は翠富士、2日目は熱海富士と、横綱照ノ富士と同じ伊勢ケ浜部屋所属の前頭2人との対戦が決まっている。特に熱海富士は、優勝した昨年秋場所は優勝決定戦で争った難敵。「気を引き締めてやりたい」と、まずは今場所の流れを左右する序盤戦を見据えた。

