大の里が同じ23歳の平戸海を相手に大物ぶりを発揮した。低い立ち合いで中に潜り込まれたが、かまわず前に出る。左からおっつけながら192センチ、183キロの巨体を生かしてグイグイ圧力をかけて寄り切り、初日から3連勝を決めた。
「立ち合い迷ったが攻める意識を忘れず止まらずにいけたのがよかった。体を生かして、めちゃくちゃでもいいからとにかく攻めようと思った」
同世代の平戸海に「意識するものはあった」という。中学を卒業して入門したたたき上げの平戸海は大相撲界で大先輩。それだけに「今日の一番は大きなものだったと思う」と言った。
新入幕の先場所はいきなり11勝をあげた。西前頭5枚目まで番付を上げて「みんな強いです」と言うが存在感を示す。ざんばら髪が出世の早さを象徴。まげを結うのは「5月ですね」。未来の横綱候補が順調に進化を遂げている。

