大関大の里(24=二所ノ関)が、初めて大銀杏(おおいちょう)姿をお披露目した。大相撲初場所初日を翌日に控えた11日、東京・両国国技館で行われた優勝額贈呈式に出席。ちょんまげ姿で制した昨年9月の秋場所優勝額を背に、記念写真におさまった。大銀杏(おおいちょう)を「完全に完成させた」形で結ったのはこの日の朝が初めてと明かし「やっとできたかな」とほほ笑んだ。

髪の伸びが出世スピードに追い付かず、先場所では前代未聞の“ちょんまげ大関”として土俵に上がっていた。デビューから11場所目で、ついに大銀杏姿で土俵に上がる。

大関としては2場所目。6日に行われた横綱審議委員会(横審)による稽古総見では、横綱照ノ富士と胸を合わせ、4勝3敗と勝ち越した。状態は良好。「しっかり調整し、稽古してきたつもり。明日から15日間、それをしっかり発揮したい」と力を込めた。

今場所は琴桜、豊昇龍の先輩大関2人が綱とりに挑戦する。大の里も含め、大関陣の誰が最初に横綱に昇進するかは今年の相撲界における見どころのひとつ。そうした中で大の里は「そこまで深く考えていない。自分は自分のペースで頑張る」。まずは目の前の一番に集中していく。【奥岡幹浩】