西前頭6枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜)が、大関大の里(24=二所ノ関)との「2敗対決」に敗れ、トップと1差の3敗に後退した。

立ち合いから攻めたのは尊富士だった。鋭いダッシュで一気に走ったが、土俵際ではたき込みを食らった。「負けは負けなんで。あと1歩が出なかった」と悔しさをにじませる。

過去の対戦は1勝1敗。世代も近く、ライバルとなりうる存在だけに気持ちも入った。尊富士は「やっぱり大関は格上なんで。不利と思ったんで先に自分からと思った。攻められたのはよかったです」。

1年前の春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を飾った。今年も5日目から7連勝で優勝争いのトップに食い込んできたが、大関の壁をぶち破れなかった。

13日目も大関の琴桜に挑む。「頑張ります」と短く言った。